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カテゴリ:オーディオ

 やっと腰を上げましたよ。巨大モアイをサブウーファとして鳴らすというプロジェクトを敢行しました。これで好きなだけ低音が出せるようになりました。

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▲新たに追加したパワーアンプ

奥に見えるのがジャイアントスワンを鳴らすパワーアンプで、手前がサブウーファを鳴らすパワーアンプです。ネットワークをかまして低域しかサブウーファには行かないようにしています。うーん、いい音かって?微妙です。確かに低音はガンガン部屋が震えるほど出るんですが、トータルとしていい音かというと・・・。まぁ、いっか、低音が好きなだけ出せるんだから、ヨシッ。

ちょっとラックが貧弱(テレビ用の古いラックです)なので、今度はしっかりとしたラックを作ろう。いや待てよ、本格的なサブウーファ用のキャビネットを作るというのもありかなー。うん、それがいいかも。人間の欲には限りがありませんなー。

アキュフェーズのパワーアンプが余っていることは先に書いたが、もったいないのでガレージにオーディオシステムを設置したらいいんじゃね?と思いついたのでやってみた。

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                               ▲モアイ改(Lチャンネル)

横に見えるのは取り外したバイクのタイヤの屍累々の図である。

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                              ▲iPod Touchからの出力を直接パワーアンプへ

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                              ▲こんな感じ

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                              ▲Rチャンネルのモアイ

なかなかいい音ですな。我が家で一番バランスの取れているスピーカーだと思いますね、つまらん音だけど。つまり私の志向している音がかなり偏っているということだったりするんですな。

これでタイヤ交換などの作業時にいい音で音楽が聴けたりします。なお、どこでもFMを入れたのでFMも高音質で聴けます。つーか、高級チューナーをヤフオクで物色してたのがお笑い草ですよねー、iPod Touchだけですべて済んでしまいますからね。納屋に強力WiFi設置したのでガレージでも電波届きます。

つーか、使わなくなったアレクサ系の機械もここで使えるなーとか思った。「アレクサ、ジャズかけて」とかで延々とジャズがかかるわけですよ。ふーむ、それも今度やってみよう。ただ、所詮ガレージなので粉塵とかもあるし、機器の劣化が進みそうではありますが。

いやー、Giant Swanで辻井伸行さんのピアノ聴いたんだが、これがすさまじくよかった。Giant Swanはその設計思想が箱全体で音楽を鳴らすというものだったのだが、それがみごとに実現できていたのである。当然、音場再現能力は点音源なので申し分がないのは当然だが、クラッシック音源と非常に相性がいいのには驚いた。ピアノ単体の再生はもちろん、オーケストラもとてもうまく再生する。板厚を薄くし、柔らかい材質を選択した効果が出ていると思われるのである。スピーカーの筐体がうまく振動して、それそのものが音楽を演奏しているかのような感覚を覚えるのである。これはすばらしいスピーカーだと思う。

それはともかくとして、辻井さんのピアノは楽譜のあるインプロビゼーションであると思うのである。辻井さんの場合、譜面を介在しないのですべてが演奏に集中できていて、一音一音が濃密な表現を具現化しており、音楽として崇高な領域に到達している。それが聴く人の心の琴線を揺さぶる現象になるのである。それは過酷な練習に裏打ちされているのは当然だが、辻井さんの心が一点の曇りがないのもその音に現れていると思うのである。その純粋な心がないとあれほどの美しい音にはならないはずである。やはり彼のピアノはその運命がもたらした「奇跡」というほかはない。もし彼が健常者だったらあれほどの鬼気迫る演奏はできなかっただろう。

彼の作曲した曲はとても透明感があり、実に素朴である。どの曲もその人間性があふれていて聴く人の心を打つものだ。まぁ、ジャズを聞き慣れた私の耳には物足りないものがあるのも事実だが、それを補って余りある美しさがある。今、私の脳内には「風の家」が四六時中再生されていて、正直困惑している。それほど彼の音楽は脳の中に定着して麻薬的な現象を生じさせてしまうようである。なんという破壊力だろうか。そのパワーは侮りがたいものがあるようだ。まぁ、素直に受け入れるほかはないのだろうが、なかなか今までにない音楽の底力を感じてしまっている今日このごろなのである。こんな音楽に巡り合ったことは実にありがたいことである。

これが現在の私のオーディオシステムの全景です。

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         ▲4K録画を再生しているところ
4K番組は絵もそうですけど音がもうHD放送とは別物、すばらしい音質です。モン・サン・ミシェル修道院を巡る番組では、湿った教会のニオイが感じられるほど(あくまで気がするだけですが)。再生しているのはチック・コリアのアコースティックトリオのライブですが、映像はまさにグラビアが動いている感じ。ジャイアントスワンでは存分にその音質が享受できます。すばらしいスピーカーキャビネットですね。

ユニットもワタクシ的には、ESやES-Rよりこのスーパーが好きですね。シンプルでそれでいてそこそこ強力で。清水の舞台から飛び降りる勢いで買ったFE208ES-RはリビングのD58につけっぱなしです。もったいないけど。なんか好きになれないんですよ。音全体としては、フラットでいいユニットだと思うんですけど、出来杉君みたいでおもしろくないというか、腰が弱いというか。バックロードキャビネットにはスーパーかESの方がいいかもしれませんね。

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                              ▲この画質、4Kすごい

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                              ▲ジャイアントスワンの裏側バッフル
こちらのユニットは保存状態があまりよくなくサブコーンが折れてしまっています。まぁ、普段は見えないので気になりません。

もう完成してから2週間くらいたつでしょうか。まだエージング中ですが、キャビネットもユニットもかなりこなれてきました。低音は確実にモアやD58系より出ています。最初からこのキャビネットを作っていたら、モアもD58ES-Rも作らなかったと思います。ちゃんとしたCDプレーヤーから出す音は、レコードに迫る音質だということが今さらわかったという・・・。しかもA面B面一度に聴けるというお手軽さ。

うーん、今となってはよくFE208Sが4つも入手できたなーと思っています。まさにこのキャビネットのために神が巡り合わせてくれた奇跡としか・・・。

デッドスペースにセメントをつめた。

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         ▲セメントをつめたところ

バケツ1杯ちょっと入った。キャビネット自体の重心が下がり低音がしっかりしてきた。ユニットと接着による応力が抜けつつあるので、だんだんといい音になっている。D58系やモアよりは断然低音が出ている。もしかしたら、20cmフルレンジバックロードのリファレンス的キャビネットじゃないかとさえ思うのだ。特に4ビートジャズはウッドベースの響きがすばらしい。逆にエレクトリック系のベースの場合はウーファ駆動のバスレフの方が音が締まるだろう。D58系作って泣くくらいならこのスワン拡大版をおすすめする。

FE208EΣの奥行きは93.5mmなので前後2発にしたとしてもそのまま取り付けられる。FE208-solの場合は、109.5mmなので若干ヘッドの奥行きを増やす必要がある。1発ならどのユニットにしても問題なく取り付けられる。背面振動面積を稼ごうとすれば2発がいいと思う。工作自体はとても大変だ(これはD58系でも同じだが)。板厚は15mmでぜんぜん大丈夫。むしろ15mmの方がいいと思う。あとはシナアピトンやフィンランドバーチなど好きなものを使えばいい。私はランバーコア派だけど(派といっても日本全国で私だけだと思うが・・・)。

あとは部屋の大きさや大きい音が出せるかどうかが選択の決め手になるはずなので、マンションや集合住宅ではこいつを飼いならすのは無理だろう。ちゃんとしたリスニングルームを持っているか隣が離れていて大音量を出しても迷惑がかからない広い部屋があるならぜひ検討してみていただきたい。モアとD58ES-Rを作った私が言うのだから間違いない。モアがホールのような大音量で鳴らすことを考慮して設計されているので通常の部屋で鳴らすのは向いていないではないだろうか。その点、スワンの設計は部屋の中で聴くことを考慮された設計なので20cm版に拡大してもちゃんといい音が出るのだと思うのだ。いやー、人生最後のスピーカー工作でここにたどり着いたのは幸運である。

注文していたボルトがやっと来たので取り付けた。

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                             ▲黒色のボルトを取り付けた
かっけー。つーかですね、だんだんエージングが進んできていい音がでるようになってきました。ここ数日、雨ばかりなので大音量で映画やドラマを見ています。なので、ユニットもだいぶこなれてきたかなー、といったところ。モアイexclusiveはほっぽりだしてジャイアントスワンばかり聴いています。いい音だわー、低音もそこそこ出るし最初の頃のイヤな高音が鳴りを潜めて自然な感じになってきたのは実にうれしい。まぁ、モアと同じでけっこう入力してやらないと本領を発揮しないので、都市部の人にとっては難しいシロモノでしょうねー。まさか、こいつがメインの座に座るとは思ってなかったなー。物量を投入したモアイの方が絶対いいだろうと思ってたから。ユニットがあったので仕方なく作ったスピーカーが化けたってことで、まぁ嬉しい誤算ですけど。

さて、続き。

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        ▲ターミナルの取り付け

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                             ▲部屋に運んでユニットを取り付けた
FE208Sが4個です。見えないけど後ろのバッフルにもついてるんですよ。

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                              ▲ザグリによる高級感がおわかりいただけるだろうか
ネットで注文したボルトがまだ届かないのでネジ4本で仮取り付けです。

さて、音出しの感想ですがユニットも箱もエージングなしですので評価は難しいところですが、音楽を聴くのならモアイexclusiveよりいい音ですね、低音は負けますが。トータルとしてはGiant Super Swanの方がハイファイスピーカーとしてはいいと思います。点音源なので音場再現能力が格段にすばらしい。モアやD58ES改よりは低音が出ていると思います。私が作った長岡系バックロードホーンスピーカーの中では最高峰ですな。それくらいいい感じ。音楽を聴くならGiant Super Swan、Fire TV見るならモアイexclusiveと使い分けるのが吉ですな。あとはデッドスペースにセメントをつめたら完成だ。

つくづく思うに、スーパースワンの設計は長岡先生の傑作だと思います。このスーパースワンのホーンはたまたま黄金率になってるんじゃないかと思うんですよ。だから、これを拡大したものでも低音が出るんじゃないかなー。D58系を作って落胆された方にはスワン拡大版をおすすめしたい(モアはイマイチ)。これなら満足できると思います。まぁ、保証はしませんが。

後ろに見える65型のテレビは最近10万円で落札しました。撮りためてる4K番組をこれで見るんですよ。これでホームシアター完成だ。なんかすげーオーディオシステムになったなー、全部中古だけど。Fire TVとモアイexclusiveで見るドラマや映画はすごいです、マジ映画館みたい。

ご参考までにこれが最終的な板取図です。これで実際に製作していますので間違いないです。まぁ、作ってみようという方はいないと思いますがね・・・。FE208Sもすでになかなか入手しづらいし、FE208ESやES-Rだとヘッドの奥行きを増やさなければいけないし、そうするとデザイン的にエイリアンになっちゃうのでいまいち。でもEΣでもそこそこ鳴ると思うので試してみるのもいいかも(EΣの奥行きは確認してないけど)。ただこのくらい大きいキャビネットになると作るの大変だし、作ってみたら想像してたのとは違ったときの落胆は相当なものなのであくまで自己責任で。あー、ネックは10cm短くしてもよかったかなー、リスニングポイントに対してユニットの位置が高すぎるんで。

これまでの成果。

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                             ▲ここまで組み上がりました

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                              ▲バッフルも4枚完成

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                               ▲バッフルの接着時に爪付きナットが干渉するので急遽ザグリ処理

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                             ▲胴体天板へのネックの接着

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                               ▲ネックの接着完了

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                              ▲胴体底板の接着

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                              ▲前面補強板のR処理

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                             ▲胴体とヘッド部の接着

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                              ▲ステインと着色ニス
今回もマホガニーです。

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                              ▲やっと組み上がりました!

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                              ▲大きさが伝わらないのでマグナを前に撮影

こんな感じの巨大スワンです。

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                             ▲ステインを塗ったところ

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                              ▲着色ニスを塗ったところ

途中雨になったので車庫で作業。
あ、写真撮り忘れているけど当然配線もやりました。今日はここまで。あとはクリアニスの重ね塗りだけ。もう少しで完成だ。

さて、続き。

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        ▲ネックに木口テープを貼っているところ

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                             ▲ファンシーロール
今回はファンシーロールを買ったのでバッチリだ。木口テープはこれが一番いいみたい。

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        ▲木口テープを貼り終えたところ

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                              ▲胴体側面のR処理

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                              ▲ヘッドの底板のカット

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                              ▲ヘッドの製作

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                              ▲ヘッド側板の接着

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                              ▲ヘッド天板の接着

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                             ▲胴体R部へ木口テープを貼った

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                             ▲木口テープを貼り終えた胴体

痛恨のビス跡ですな。なにげにビスを使ったら見える場所だったという大惨事。まぁ、塗装したら目立たないだろう。

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                               ▲バッフルの加工

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                             ▲胴体天板の加工

みなさんお気づきかと思いますがセンターずれてね?そうです、センターを勘違いしてカットしちまいました。センター285mmのところを270mmで加工してしまいました・・・orz。ここでめげないのがバイクのタイヤ交換で培った粘り腰。

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                             ▲フィックス中
ここの穴は第一音道より大きければ無問題なので上のようにフィックス。

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                              ▲例によってバッフルのザグリ処理
バッフルも4枚あるので大変だ。

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                               ▲爪付きナットの打ち込み

今日はここまで。3日目でできると思ったけどいろいろ時間がかかるなー。

雨だったのでしばらく止むのを待ってたんだが止まないので(まぁ、梅雨ですからねー)車庫に移動して製作を続行。

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        ▲胴体2個目の接着

やっぱりこの工程はキモなのだが超ムズい。またもや、数度くっつけてははがし調整を繰り返した。

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                              ▲まぁまぁの精度でしょ?

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                             ▲これは2個目

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                             ▲ヘッドの製作開始

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                              ▲ネックの製作開始

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                             ▲ヘッドの側板

この補助剤は自作のテーブルソーで切った。歯が新品なのですごくきれいにカットできている。うーん、丸のこの歯も新調すればよかったなー。

写真を撮り忘れているが、胴体天板の穴の寸法取りもやった。あとはカットして接着するだけ。今回はここまで。もう一日あれば完成しそうだ。

なんかですね、機が熟したって感じたんですよ。シナ合板(15mmシナランバーコア)はずっと前に購入してて車庫で眠らせていた。

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        ▲シナ合板6枚

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        ▲カットしているところ

丸のこの歯を研いだのはいいんだけど切れないし白煙が出るしでおかしいなー、と思ったら付け方が逆だった。そりゃ切れんよなー。しかも、研いだはずなのに切れ方がささくれだって仕上がりがすげーブサイクに・・・orz。

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                              ▲カット完了

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                              ▲今回はいろいろと新兵器があるのだ

テーブルソー自作したんだが、精度に自信がない(おいおい・・・)ので補強材のカットしかしていない・・・orz。

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                             ▲組み立て開始(第2音道)

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                             ▲うーん、モアの製作を思い出した
こんな絵面がモアのときにもあったような・・・。

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                              ▲着々とできあがっています

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                              ▲胴体の音道部品が完成

実はここから側板を接着する作業に移ったのだが、キモのこの作業、精度を出そうとすると激ムズなんですよねー(何度かバラして最初からというのをやりましたが、それでも満足のいく精度にはならなかった。なのでまたカンナとパテでごまかします)。ということで途中から雨も降り出したので今日はここまで。

アキュフェーズのパワーアンプP-300なんだが、お亡くなりになったと思っていたが、いろんな事情(コロナとかいろいろ)で在宅が多くなったのを機に、裏側の配線をすべて更新した。スピーカーケーブルも富士電線の極太ケーブルにバナナプラグをつけた。で、もしや、と思って故障したと思い込んでいたパワーアンプをつないでみたらもあら不思議、普通に鳴るじゃないですか。つーか、あきらめて、新しいP-300を落札しちまったあとだよ・・・orz。

それと、アンプに直接アナログ信号を送るためにCDプレーヤーも落札した。合計12万円だ(アンプが7万円でCDプレーヤーが5万円である。私の選択肢に「新品」の文字はありません)・・・orz。これでも、FE208ES-Rの新品額よりかなり安いので、過去の自分によくがんばったといってやりたい。CDプレーヤーはDENONのDCD-1650AEという機種である。たかがCDプレーヤーのくせにアンプ並に重い。いや、すげー重いのだ。だから音もいいに違いない(どんな思考回路だよ・・・)。これでCDもそれなりにいい音になった。でも、LPの方が音はいい。だいたい、ダイナミックレンジが違うというか・・・、迫力が断然違うんだよなー(もしかして、これってアンプがアナログ時代のものだからだろうか、いや、そうかもしれん。最新のアンプならCDもすごくいい音がするのかなー)。

ついでにもRCAケーブルもちょっとお高いのに変えてみた。これは正直効果のほどはよくわからない。今は、新しいP-300(昔落札したP-300はひどい扱われ方したようでいたるところが傷だらけだった。でも音はしっかりしていた。今回落札したやつは新品みたいにピカピカだ。これだけでプラシーボ効果絶大である)で聴いているが気のせいかいくぶん音がよくなった気がする。CDのいいところはお気楽なんだよなー、1枚にA・B面入ってるしポチッで済んでしまうし。ということでモアイExclusiveもだんだんと本来の低音が出るようになってきて楽しい限りである。

さて、次は私人生最後のオーディオ工作になるであろう「ジャイアント・スワン」だ。いやー、スピーカーの制作は重労働ですからね。もう老骨に鞭打つのは少々しんどいです。つーか、置く場所あんのかよ>私。いやー、スピーカーは15mmで十分ですよ、私、この歳になって心底そう思いますね。

Fe208Super4発用のエンクロージャを考えてるんだが、Super Swan150%は先日書いたとおりだ。だが、ふと、150%じゃなく160%だよなーとひらめいたのである。まぁ、例によって根拠はない。カンである。

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                               ▲左がGiant Super Swan、右がモア

ちょうどいいんじゃないだろうか?板取もしてみた。

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                               ▲板取図

まぁ、前のは相当ムリがあったけどこっちの方が断然よさげだ。ということで15mmサブロク6枚でできる。

それはそうと、パワーアンプがお亡くなりになった。アキュフェーズのP-250だかP-300で、すごく安く落札したものだ。いくらだったか忘れたが5万円くらい。実によく鳴っていたのに昨日急にレベルメーターが点滅しはじめて音が出なくなったのだ。なんか調べると保護回路が働いているようで、スピーカーかアンプに不具合があると作動するらしい。うーん、どうしよう、また安いの見つけないと・・・。修理?私にはムリ。修理できる人がウラヤマシス。つーか、部品代だけでも結構かかりそうだし。やっぱ古い機械なのでしょうがないのかなー、あきらめよう。


いやー、爆音かと思いきや、ジェントルな音で驚いている。つーか、私的には爆音を期待していたのだが・・・。まぁ、箱の応力が抜けてちゃんとした音が出るようになってからもう一度感想は書きますが、低音はそりゃ48cmウーファが2つついてるんだから出ますよ。でも、想像してたのとは違ったってことで。高音から低音まで実にフラットな音なんです。私的には低音に偏ったスピーカーになるかと思ってた。

ソースをすごく選びますなー。LPレコードだとしっかりした音が出るんだけど、DVD/blue-rayプレーヤーからCDの音を出すとなんかすごくペラペラした音なんだよなー。なぜだろう。このDVD/blue-rayプレーヤーは、HDMI端子しかない(アナログ出力がない!)ので一度DENONのアンプに通してから、アキュフェーズのセパレートアンプに入力しているからなのか。うーん、これはまずいぞ、LPしか聴けないスピーカーというのは・・・。うーんCDプレーヤーを買うべきか・・・。

さて、どうしたものか、と思案中。まぁ、そう結論を急ぐな、ってことで。

さて、続き。

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                                ▲雨が続くのでガレージで製作

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                               ▲ハタガネと垂直クランプを使用

垂直クランプは正直あまりアテになりませんな。気休め程度。ハタガネで圧力がかかるとあまり精度がよくないです。あ、この写真付け方間違ってたときのだ!ザグリしてる面が外側www。あわてて、つけなおしたの思い出した。ボンドは乾いていないうちだったら、水に濡らしたウェスできれいにとれます。

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                               ▲バッフルと天板の接着

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                               ▲ ターミナルの穴あけ

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                               ▲48cmウーファの穴あけと爪付きナットの取り付け

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                               ▲いよいよ、最終組立の側板接着

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                              ▲ハカマ部分の制作

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                               ▲組み上がりました

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                              ▲木口テープを貼りました
今回は合板を買ったお店で買ったんですけど、どうも接着力が弱いです。やはりファンシーロールが一番いいかなー。ステインを塗ったら剥がれて波打つし・・・イマイチ。

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                               ▲ステインで着色
今回は水性ステインで色は「マホガニー」です。まずハカマ部分で試し塗り。

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                              ▲着色完了

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                              ▲ニス3回塗り
塗ってはペーパーをかけています。つーか、写真がピンボケなのはカメラがマニュアルフォーカスに設定してあったのに、オートフォーカスだと思い込んでいたためです・・・orz。

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                              ▲部屋に運び込んでユニットを取り付けました

ユニットを取り付けるとなかなかカッコイイですな。見よ、48cmウーファの迫力を!これ、実は今日の朝の作業です。なので音出しは小音量でしかしていませんが、まぁ、間違いなく超弩級の低音ですよねー。こんなでかいキャビネットなのにそれほど運搬に苦労しなかったのは、15mmの威力だと思います。以後、私が作るものはすべて15mm合板ですな。あ、ハカマは部屋に運んでから取り付けました。ハカマだけでも結構重いので。

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                               ▲ザグリの効果がおわかりだろうか

ザグリを入れると得も言われぬ高級感を醸し出してくれますね。丸のこで切断したネットワークも無事機能しているようです。(実はここでカメラがマニュアルフォーカスであることが判明してオートフォーカスにしました。以後はピンがドンピシャです・・・つーか、この写真が最後です・・・orz)

このユニット、ヤフオクで安く落札したJBL4321Bのユニットです。へこんでいたウーファのドームは針金を使って修復しました。あまり目立たなくなったでしょ?48cmウーファは確か8万円で落札したPA用のものです(たぶん)。

さて、最後に設計図をご覧ください。

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                               ▲こんな感じです

ダブルバスレフ的な構造になっていますが、効果は期待していません。なんというか、ガス抜きくらいの意味合いでしょうか(逆に48cmウーファから嫌な圧力がかかりそうですが・・・)。なんせ、48cmウーファの音圧がすさまじく、ダブルバスレフの低音なんか消し飛んでしまいますからねー。

ちなみに板取はこんな感じ。

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            ▲板取図

結局7枚必要になりホームセンターで2枚追加購入しました。というのがですね、作る前にふと48cmウーファのDepthが気になって計ると最低でも40cmの幅が必要なのがわかって再設計したのです。よかった、計って。ということで、長年スタックに積んでいたプロジェクがひとつ完了した。今日は、帰ってから本格的に音出ししてみます。うーむ、楽しみだ。

さて、やっと作る気になった例の(どれだよ・・・)モアイexclusiveであります。

もとになるスピーカーからユニットを取り外します。写真なしとかどんだけ手抜きなんだよ・・・。
しかも、やっちまったし・・・orz。

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なんと、ネットワーク基盤を丸のこで両断してしまった・・・orz。
本当に時間が戻って欲しいと感じました。でも、まぁ、冷静に分析すると、不幸中の幸いなことに素子は避けて切れていたし、これだけざっくりな基盤なのでフィックス可能だろう、ということでフィックス開始。

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完了。正常な基盤と比べてみる。

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よさげである。ということで音出ししてみると一応鳴るのでヨシッ!(by 現場猫)。

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15mmシナ合板(ランバーコア)5枚をネットで購入。どうして21mmじゃないの?どうしてフィランドバーチじゃないの?とか、いろいろ疑問に思われる方も多いと思うのだが、私もこの歳になると重いものを運ぶのがムリになったので、いかに軽くするかを考えた結果が15mmなのである。しかも、若い頃は補強すること命みたいに凝り固まっていたきらいがある。私のサイト(T'z Audio Crafts)のページを読み返してみると無駄に補強していますよね)のだが、少し冷めて見た場合、補強しすぎるのは逆効果であると思うのである。考えてみてほしい、バイオリンを鉄で作ったらいい音が出るだろうか?同じようにスピーカーも「箱で鳴らす」という発想が不可欠なのではないかと思うのである。箱がうまい具合に振動することによって、ユニット本来の音を箱が補完して(バスレフなどの構造もそのひとつだが、箱自体の振動も、という意味である)結果的にいい音が出るようになれば理想的なのではないだろうか、という境地に到達したのである(つーか、そう思いたいだけ)。

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カットしているようす。

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カット終了。

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バッフル加工。

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ざくり加工。これって達人(つーか普通は)はルーター使ったりするんでしょうか。ルーターはヤフオクで中古を落札して眠ってるんだけど、技術がないのでまた今度。

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バッフル加工完了。ここまででまる2日かかった。ざぐり処理はかったるくて時間がかかるんですけど、完成後には絶大な見てくれ感を醸し出してくれるのでぜひやった方がいいです。ううっ、慣れない作業をするとこの歳になるとこたえますなー、体の節々が痛む。

それはそうと、以前書いたがFE208S(スーパー)を4つ落札したのだが、このエンクロージャをどうするか悩んでいるのである。今回、日頃使っていたスピーカーを解体したのを期に倉庫からスーパースワンを引っ張り出して聴いているのだが、いやー、久々に聴いたのだがもうびっくりした。およそ10cmのユニット一発(FE103En-S)が出す音じゃないですな。すごい。モア(すでに解体済み)も以前制作して聴いているのだが、このスワンの音はすばらしい。もうこれがメインスピーカーでいいんじゃないかと思うくらい。

モアはたぶんD58ESと同じで長岡先生の失敗作だと思う(D55は良いと思う。以前制作したD58ES改はリビングで眠っている。結局期待したような低音は出なかったからだ)。とてもスワンのような低音が出ないのだ。だとしたら、スーパースワンを20cm用に拡大すればいいのではないだろうか?いや、いいに違いない、そうだ、それに決まった。今回スワンの音を聴いていなかったら、D55を2発用にしたエンクロージャを考えていたのだが、俄然、スワン拡大版に興味が移ってしまった。

で、モデリングしてみた。

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                              ▲右がモア、左がスワン150%

ん?、ヘッドに穴がふたつ?そうなんです。ユニット2発なんですよ、ふはははっ。それじゃ、ヘッドの容積を増やさなきゃでしょ?いや、これ以上大きくするとデザインが破綻してエイリアンになっちゃうからこのままです。んで、板取もしてみた。

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15mmサブロク5枚でできる(もう作る気満々だな、おい)。なぜ15mmかは、今回書いた内容と同じ理由。ランバーコアなのも同じ。さて、次回はモアイexclusiveが完成して音出しできるかな、楽しみだ。

あ、この板取図間違ってるな、ヘッド後ろ板をバッフルにしなきゃ・・・。

https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1220356.html
まずはバーチャルサラウンドを使わず、2chの音楽で、スピーカーとしての“素の音”を聴いてみる。前述のように、新しいユニットにより、音の明瞭さが確実にレベルアップしたのがわかる。高域だけでなく、せり出してくる中低域もシャープで気持ちがいい。低い音はしっかりと沈み込むが、それがボワッと肥大化せず、締める部分はピシッと締めている。キレの良さが感じられるサウンドバーというのは非常に貴重だ。特にバーチャルサラウンド機能を使っていないのに、音場は上下左右に広がり、楽器などの音像もサウンドバー付近にまとわりつかず、テレビ画面の中央や上の方に定位する。ステレオも、キチンと再生すると、広がりのあるサウンドが体感できるというのが改めて実感できる。これなら音楽再生でも使いたいと思える音だ。次に、映画「プロメテウス」から、宇宙船の操縦室でホログラム映像が登場するシーンをDTS Virtual:Xにムービーモードを適用して再生してみる。音が出た瞬間に、前モデル「YAS-207」よりも音場が広がり、定位感もアップしたのがわかる。YAS-207は、左右に音が広がるだけでなく、上下方向にも音が広がって驚かされたが、YAS-209では上下左右だけでなく、右上、左上といった、斜め方向にも音が広がる。音像の定位もより明瞭に感じられる。これにより、“音に包み込まれている感”がより強く感じられるようになった
うーん、ポチりそうになったから困る。ヘッドフォン生活なのであきらめる。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/31/news113.html
ソニー・ミュージックダイレクトは、アナログレコード盤の企画を公募し、数量限定で販売する新サービスを始めた。7月30日に公式サイト(プレオープン)と公式Twitterアカウントでリクエストの受け付けを開始している。同社のアナログレコード専門レーベル「GREAT TRACKS」の創設3周年記念プロジェクト。懐かしいアナログレコードタイトルの復刻の他、CDのみのリリースだったタイトルの新規アナログ化、アルバムからの新規リカットといった企画を公募する。選ばれた企画は期間を設定して「Sony Music Shop」で予約を受け付け、数量限定で販売する。アナログレコードは近年になって人気が再燃。2009年に約10万枚まで落ち込んでいた生産枚数は徐々に盛り返し、16年に約80万枚を記録した
マジレコードはいい音です。お気に入りのアルバムをLPで買い替えている今日このごろ。ただし、カミさんに大音量が制限されていてカナシイ。私のオーディオ装置はいつになったら本領を発揮するんだろう。

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1193988.html
DS Audioは、レコード盤に帯電した静電気を中和・除電するという「ION-001イオナイザー」を、8月20日に発売する。5月の発表時は「2019年夏発売」とアナウンスしていた。また、価格も17万円に決定した。アナログレコードは、ジャケットから取り出す際のビニールとの摩擦や、レコード再生中の針先と摩擦によって静電気を帯電するという。ION-001イオナイザーユニットは、2つの吹き出し口から+、-イオンを放出。レコード盤に帯電してしまった静電気を中和・除電するとしている
たけーよ。5万円程度で売れよ。まぁ、ピュアオーディオマニアの方にはこのくらい平気なんだろうな。なんせ、ケーブルに数万円かけるんだもん。

いやー、カミさんから大音量を禁止されて以来、私のハイファイセットは休眠状態でして、なにげに見たらホコリの山になってまして、こりゃイカンということで大掃除決断。つーか、梅雨で外は雨だしバイクも乗れないしすることないからというのが本当のところですが。いやー綺麗さっぱりして一段と音がよくなったような気がしますな。当然気のせいですがね。ところで、スーパーふきんがすごく活躍したのでアフィがてら宣伝しとこうと思いまして。下のふきんなんですが、これすごいです。ゴシゴシ洗わなくても水で流すだけで汚れが綺麗サッパリ落ちてくれますよ。そこの貴兄もオーディオの掃除をするならぜひ使ってみてほしい、だまされたと思って。イヤだましてなんかいませんよ、マジで。

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▲アズマ 洗剤のいらないふきん ふしぎクロス 4色組

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